創意の道程#6
camera:Leica X1
仕事中にコンデジで撮った店内の写真。なかなか良く撮れていると満足してる。
さていいよいよ服作りも最終局面でございます。
縫製が終わった服は形こそ服になって入るけど綺麗ではありません。これを商品クオリティーにしていく作業を”仕上げ”と言います。
どの工程にも言える事ですが、全てはデザインの持つ意思に従って行われます。しかしこの仕上げという作業はデザインに関わらず必須の作業で、いわばデフォルトである。
そしてこの仕上げの良し悪しで商品価値が変わって来ると言っても過言ではない。
仕上げの具体的な作業を一言で表すと”アイロンがけ”です。仕上げアイロン!
この作業も大きな工場では専業の職人さんがいて、その工場から出荷する商品のクオリティーを司っていると言える程重要な工程です。あとクリーニング屋さんも仕上げアイロンの職人と言えるでしょう。この技術力には上手い下手がありますのでイコール工場の評価だと僕は思います。
僕らの様に一人で作っている人も例外なくこの仕上げは大切です。これを怠ると店頭に出る服の形がビシッと決まってない事になる。メンズシャツは制作工程でのアイロンワークが重要視される分縫い上がった段階である程度仕上がっていて、縫製後の仕上げに時間をかけない人も居ると思いますがレディース服は縫い上がった段階では目指すシルエットになっていないので仕上げをして初めてデザイン通りのシルエットが出ます。
最後に心を込めた仕上げ作業をしたら洋服は完成します。
これらの工程を経て1着の洋服が出来上がり売り場に出します。僕の場合は自分も売り場に出るのでこれらの服をお客様にお届け迄しています。これは最高の瞬間です。
この創意の道程と題したシリーズ楽しんで頂けたでしょうか?これはあくまでも僕の場合という事を考慮して噛みしめて頂ければ幸いです。
また今度は売り場での事等を書いてみますねw