出会う事
camera:Leica x1
この写真は2024年秋にparisに滞在した時の物です。この時滞在した17区にあるバティニョール地区のカフェで撮った。このバティニョール地区はparisで一番好きな場所です。決して観光ガイドブックに載る様なランドマークもない所ですがローカル感があり治安も良いので過ごしやすいですよ。
この時の事から今日は本文に入ろう。メトロ駅Brochant出口から地上に出ると大雨だった。たまらず駅前の”Cafe Dupont”に滑り込み雨宿り、テラス席に座り暖かいcafe cremeを飲みながらパートナーと一緒に雨のバティニョールを眺めていた。僕はこういう何気ない時間がとても好きだ。しばらくして陽気なアフリカ系の男性と日本人と思われるアジア系の女性のカップルが隣の席に腰かけお茶を始めた。男性の方がいきなり僕たちに興味を持っているのが所作で伝わってくる。正直最初その興味を含んだ視線が「あ、ちょっとしんどいかも」って思ったのですがいよいよ本格的に話かけられて直ぐにそのネガティブな考えは無くなりました。
彼の名前はジェフ(仮)。このバティニョール地区に住むアフリカ系フランス人です。彼は見た目通りのファンキー明るい人でとても人懐っこく良い人でした。そしてパートナーの方は予想通り日本人の女性で名前はマイ子さん(仮)です。ジェフは日本語が話せないけどマイ子さんが完璧に通訳してくれるのでその雨宿りのカフェはとても良い時間になりました。控え目に言って意気投合したと言える僕たちは帰国までにまた会ってdinnerでもしようと約束しました。ジェフとマイ子さんはバティニョールの事を色々教えてくれました。後日dinnerした時も彼らの知り合いのお店で僕らの事を紹介してくれたり、バティニョール発のブランドを事を教えてくれたり(翌日早速そのブランドのショップにいったけどめちゃくちゃカッコよかったのでセーター購入)次回parisに来た際は泊めてくれるとかほんとに何から何まで最高の夫婦でした。残念ながらあれから2年弱経ってparisには行ってないので再開は果たせてないのですが、またバティニョールで会えるのを心待ちにしています。
夕立がもたらしたカフェでの雨宿りが、もしかしたら生涯大切な出会いになるかも知れない。それは日本でも、僕やあなたの周りでも日常的に起こりうる事でそれは今日起こる事かも知れない。僕はそんな出会いを大切にしたい。parisとかカフェとか雨宿りというワードでやたらとドラマチックになっているのですが、そうではなく心の近くに寄りそってくれる出会いはある時ひょんなタイミングで接続される。それを見落としたくないのでちゃんと人を見て行きたいと思う。
何かを批判して盛り上がっちゃう様な世の中ではなく、人に優しく出来る世の中でありたいね。
僕はそうするって決めたで。みんなはどうする?