アップサイクルという考え
2026.10.24
#News
camera:Leitz Minolta cl lens:Rokkor 40mm film:Kodak Collarplus400
最近お客様の持っているジャケット等に刺繍してほしいという依頼がある。これはとても良い事で大きな意味でSDGsともいえる。僕は物を作り世に出す仕事をしているので時々違和感を覚える事が無い訳ではないのですが、世の中に洋服は溢れていて、着用目的であれば大手ファストファッション、お洒落目的でも古着やvintage等充分すぎる程に既にあるのに僕が提案する意味なんてない、地球環境の事を考えたら作らないのが一番、、、しかしそんな事言ってたら世の中殆どの物はいらないしつまらない世界になる。そんな矛盾と希望の狭間でいつも”僕のやりたい事”という考え方に切り替えて服作りをしている。
アップサイクルという考え方は理にかなっているなと思う。お客様が持ち込んだジャケットは正直持ち主もとっくに飽きているがよく着る的な物で打席には立つがヒット打たないバッターの様な役回りのジャケット。これに僕が刺繍する事で特別な物になる。これはね本当にそうなるんです。人の手が入るってそういう事です。実際に刺繍している僕がそう思う。刺繍をする前と後では服の表情が全然違う。
だから僕は良い刺繍をする為の努力をしますよ。毎日毎日針を落として過ごしてます。
今日も一件アップサイクルのジャケットを納品するは親友のミュージシャンなのですが彼に刺繍を始めた事を伝えたのが半年以上前でその時来ていたジャケットを僕に渡して「よろしく」って。かなり待たせたけどめちゃくちゃ良いのが出来たので渡すのが楽しみです。
皆様もアップサイクルどうですか?蘇るだけでなく新たな価値が出ます。たんすの肥やしがアートになりますよ。